若返りは不可能ではありません|ボトックスは若返りの薬

レディ
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特徴と安全性

鏡を持つレディ

ボトックスという言葉を整形に関心のある方はメカニズムまでを知らないにしても聞いたことはあるかもしれません。ボトックスとは、ボツリヌス菌から抽出されるたんぱく質の一種です。ボツリヌス菌自体は猛毒を持つものですが、このたんぱく質自体に害はありません。ボトックスを成分とする薬剤を注射することによって神経の伝達をブロックし、局所的に筋肉をリラックスさせて細くします。これによってしわなどを軽減するというものです。また、小顔効果やえらを小さくするといったことも期待されます。えらを小さくするために骨を削るといった手段が用いられていましたが、それに比べこの方法はとても安全なものと言えます。このメカニズムについて説明すると、神経はアセチルコリンという物質によって伝達されますが、ボトックスがこれの分泌を抑制するというものです。ボトックス注射の安全性についてはしわの治療薬として厚生労働省や米FDA(米食品医薬品局)から2002年に認可が出された他、さまざまな国で使用されています。また、美容だけではなく医療にも応用されるなど将来性を持った成分です。神経の伝達をブロックするので、例としては顔や脇の多汗症の改善や片側顔面痙攣の治療などに用いられます。

最近ボトックス注射を行うクリニックは増加傾向にあります。これには大きく分けて2つの理由があると考えられます。1つ目の理由は、その効能の幅広さです。先に述べたようにしわの軽減は勿論、小顔やえらを小さくするなどの効果が期待されます。1つに特化した方法より、金銭や時間の負担は軽減されます。手術なしにしわを取り除くことができるので、短時間かつダウンタイムなしに効果を得られます。ダウンタイムとは、手術後回復するまでの時間のことです。この点でボトックス注射はとても優れています。そして、注射時に麻酔を必要としないので包括的に安価な治療です。2つ目の理由は、安全性です。元は有毒なボツリヌス菌から抽出されたものであっても、精製のプロセスで無毒化されます。さらに、天然のたんぱく質から成るものなので化学的に合成されたものよりリスクは低いです。また、もともと医療分野で使用され始めたもので、最近では一部の重度の多汗症に対して保険が適用されるようになりました。他にも脳卒中の後遺症への治療において活躍し、一部の薬剤では健康保険診療が認められています。これらによって社会的な信用性は高いと言えるでしょう。注射のポイントが適切なら、不自然な表情になることもありません。このことから、安全性は高いです。